コーキングが劣化したサイン

2024/05/05

コラム

建築物の隙間を埋め、気密性や防水性を上げてくれるコーキングは日々劣化していくものです。
そのサインに気づかず放っておくと、耐震性の低下や雨水の浸入により住まいに悪影響をもたらします。
コーキングが劣化したサインを知っておけば、すぐに対応ができて安心です。
そこでどのようなサインがあるのか、ご紹介していきます。

▼コーキングが劣化したサイン
■痩せている
コーキングの成分として含まれる可塑剤が少なくなると弾力が失われ、コーキングが痩せた状態になってしまいます。
最初に見られることの多い劣化のサインでもあり、寿命が近くなっているかもしれません。
■黒ずみ
黒ずみはコーキングに含まれている可塑剤が分離して、表面に出てくると起きる現象です。
これは柔らかくするための可塑剤が少なくなり、コーキングが硬くなってしまったためで「ブリード現象」とも言われています。
■目地からの剥離　
剥離は、建材の目地からコーキングが外れてしまい、隙間ができている状態です。
外壁に隙間ができているため、雨水が浸入しやすくなってしまいます。
■真ん中から断ち切れている
ひび割れが進行すると、真ん中から断ち切れることがあります。
外壁の振動により、断ち切れた範囲が広がる可能性があるため対処が必要です。
■欠落
コーキング材が欠けていたり、取れて落ちてしまった状態です。
防水性や耐震性といった機能が失われているため、早急に対処しましょう。

▼まとめ
コーキングが劣化したサインには、黒ずみや痩せ・剥離・ひび割れなどの症状があります。
防水性や耐震性といった本来の機能が失われた状態でもあるため、注意が必要です。
もし劣化のサインに気づいたら、外壁補修のプロに相談することをおすすめします。
千葉で外壁塗装のことなら『株式会社Marumi』にお問い合わせください。
経験豊富な職人がお客様の住まいを快適にするため、ご相談から施工まで丁寧に対応いたします。

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